2017.12.21
最近流行っているLEDフィラメント球の色の確認と調光時のフリッカーの確認の為に製作しました。
本当は台座も塗りたかったんですが、時間がなく木材丸出しです。
あと陶器の黒ソケットを2つ割りました。力任せにビスを締めすぎて。。。
買った方、すみません。。こっそりここで謝ります。
様々なメーカーがLEDフィラメント球を出していますが、使用して大丈夫なのかどうかを調べる為に光のチェックを行います。
まずは照度と色温度とスペクトル、演色評価数が調べられる計測器でBlack Body カーブという正確な色温度のラインに近い数値を示しているかを確認をします。
次に古いビデオカメラのような輝度計という機器で光源の輝度(目に入る眩しさ)が空間のコンセプトや吊り高さと照らし合わせて計測し、あとは基本的にLEDフィラメント球は電圧の揺れに弱いので、どういう状況下でチラツキが発生するかも動作確認します。。
これを行わないと実際の空間で緑っぽい光やピンクに寄った光になったり、眩しすぎて直視できなくなることがあるので、大変なことになることも。
光の質にこだわるって、私自身は好きな言葉です。
様々な光源がある中で、質にこだわり、適性を見抜いていき続けます。
実際の現場で覚えることも多いですが、人の柔軟な目の働きを知ってこその照明デザインなので、細かいこだわりを持った上で、人と時間と空間に当てはめて考えることが必要だと思います。